基本的に小さな筋肉のみの筋トレは行いません。
結論からお伝えしますと、大きな筋肉を動かせば、必ず小さな筋肉に連鎖して負荷をかけることができます。
※大きな筋肉とは
胸(大胸筋)
背中(広背筋)
お腹(腹直筋)
腰(脊柱起立筋)
太もも前(大腿四頭筋)
太もも後(大腿二頭筋)
逆に小さな筋肉のみに負荷をかけても大きな筋肉には届きません。
よって、意図的に小さな筋肉に負荷をかけないような工夫をして取り組んでもらうこともあります。
大きな筋肉を優先的に使えるように意識していただくことで、連鎖的に小さな筋肉も引き締まっていくのです。
腹筋トレーニングはしません。
「クビレをつくる」
「お腹をへこます」
腹筋をしているのにへこまない、引き締まらないお腹。
実は腹筋って、日常の様々な場面で使われています。
つまり、お腹の筋肉は皆さんそれなりに持っているものです。
腹筋トレーニングを何十回、何百回やっていても、お腹周りはあなたの理想通りの形には程遠く「変わらない」と感じる方がほとんどではないでしょうか?
余談ですが、私のボクサー時代はこれでもかと腹筋をしましたが、やりこんでいるうちに腹筋トレーニングは必要ないことに気づき、それからは全くやらなくなりました。
※今も腹筋トレーニングは一回もしませんが、ちゃんと割れてます。
お腹周りを引き締めるために先決とすることは、カラダの使い方の上達であり、それは腹筋トレーニングではないというのが私の考え方です。
腹筋に時間をかけるなら、バーベルでのスクワットのセット数を増やす方が明らかに効果的、という視点でサポートさせていただいています。
お腹の引き締めに対して、腹筋トレーニングをするのは、うちの提供させていただくトレーニングメニューにはありません。